ご覧いただきありがとうございます。
三沢市ポーセラーツ・ポーセリンアートサロンFairydropです。
今回は絵付けに使うガラスの材質についてお話しを。
ポーセラーツでは上絵付けに使用するガラスの素材はソーダガラスを推奨しています。
私のインストラクター時は、ソーダガラス以外は焼けないよと習いましたが
実際は、それ以外でも焼けたりします。
正確には、焼けないこともないよ。ですが。
同じ転写紙を使い、ソーダガラスと耐熱ガラスに貼り、一緒に焼成してみました。
耐熱ガラスは通常のガラス焼成温度だときれいに焼き付かないことがあると言われています。
実際は、転写紙ははがれもなく焼き付きましたがピンク色がキレイに発色してません。
こうして比べると全然違いますよね。発色不良になるのかな？
ただ、単品で見るとあまり気にならないので私には許容範囲です。
こちらの転写紙では焼き上がりに差が出ましたが
選ぶ転写紙によってはあまり違いがなかったりするので、ご心配でしたらご相談くださいね。
逆に、高級グラスなどに使われているクリスタルガラス。
こちらは融点が低いので、ガラスの焼成温度では溶けてしまいます。
なのでポーセラーツには不向きです。
また、ソーダガラスでも形状によっては変形することも多く
足の長いワイングラスなんかは重心に耐えられずに足が歪んだりします。
形にも注意が必要なんです。
とはいえ。
ソーダガラスってとても安価で種類もたくさんあるので。
普通に売ってる物でもポーセラーツには十分使えます。
１００円ショップのガラスもソーダガラスが多いですよね。
サロンでの注文やガラス器選びのご相談もお受けします。
ぜひご参考になさってくださいね。
ではまたね！
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